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見てきましたよ。
スーパーマンリターンズ元々私は、ウルトラマンとスーパーマンに育てられた人種なんで
そりゃもう、うずうずして見に行きました。
(最終的にウルトラマンは怪獣に魅力を感じていたので、私の中のヒーローとしてはある種唯一かも……)
ちなみに私は、クリストファー・リーブ主演の映画4作しか、スーパーマンは知らず、印象や知っている設定も全てこの4作のものです。
結果としては、期待通り……と言うぐらい。
最近「時をかける少女」が期待を遙かに超えたおもしろさだったんで、それに比べると薄れたり、ファン的には少し残念な部分もあるのですが十分おもしろい映画でした。
ただ、ファン以外が娯楽映画として見るには少し長いかも。
で、今回は映画1作目のリメイクかと思えば、あらすじには
「スーパーマンⅡ 冒険編」
の続きらしい。
確かに、この作品の後シリーズは衰退していくんですけど、何でこの続きなんだろう……
(以下映画ネタバレあり と言うか観た人用)
って、思いながら映画を見たら。
なるほど、だからⅡの続きなのね。Ⅱのストーリーを覚えていなかったり、知らない人に説明すると、Ⅱでスーパーマンはロイスに自分の正体を明かし、彼女と暮らすためクリスタルの装置で普通の人間になります。
で、少しの間ロイスとの生活があるのですが、クリプトンを追放された罪人3人が地球で暴れ始めたので、再び戻れないはずの超人に戻り(何で戻れたかは語られず)戦いを挑んでいく
のが、Ⅱのあらすじ。
今回のジェイソン君は、このときの子供なんでしょうね。
……ただ、Ⅱのラストでロイスが激しく責任を感じていたため、スーパーマンに正体等の記憶を奪われているので
「何で私は妊娠してるんだろう」とか、思ったんじゃ……?
しかも、子供のパワフルさを見る限り、どう考えても父はあいつだし……
まぁ、そのまま5年も留守にすればサイテー呼ばわりされても仕方ないですねぇ
さて、以下は映画全体の感想
・配役はかなりよさげ、ブランドンが元々リーブ似なのも相成ってかなりイイかと。レックス・ルーサーは前よりも「悪党&どこか憎めない奴」の比率が結構悪党よりになってた気がします。
・やっぱり基本は映画Ⅰへのリスペクトが多く見られます。OPのテロップ、飛行機事故→飛行機へのフォロー→ロイス気絶のコンボ、ルーサーの切り札のクリプトンナイト、ラストシーン。いや~OPを見ただけで懐かしさがあふれてきました。
・アメリカでも写メール撮るのって一般的なんだ(笑)
・クリプトンナイトでできた大陸を持ち上げられたのは、根性! まぁ、この映画はあまり細かい事を気にする映画ではない、と言うことでひとつ。
・まさか、スーパーマンが病院に担ぎ込まれる……って展開になるとは思わなんだ。
やや不満な点
・私的な楽しみの一つ、スーパーマンへ変身シーンするために一端何かに隠れる……ってのが無かった気がします。さすがに電話ボックスはもう無いんでしょうかね?
・抜けてるナイスガイ、クラーク・ケントとしての出番が少なめ。
・あれ? レックス・ルーサーのテーマ曲って流れましたっけ? メインテーマには及ばないものの、名曲だと思うのですが……
・スーパーマンの子、ジェイソン君の活躍が少なめ。しそうでしない……もう少し活躍の場があっても良かったのでは?
ところで、この子齢5歳未満で殺人を犯してますよ……いいんでしょうかね。
・ラストシーンはやっぱり太陽を背にこちら(観客の方)に飛んでくるあのシーン。再現しようとしているのは、良いんですが観客に微笑みかけているところが確認できず……やや不完全燃焼。
あの、眩しいぐらいの笑顔か無いのは少し寂しいです。
映画自体は及第点なんですが、個人的には、このストーリーを新シリーズにしないで欲しい。
ヒーローに子供ができると、どうもそこメインにスポットが当たってしまうんで……
今回のみなら、孤独な超人であるという、スーパーマンの一つのテーマに答えを出していて、いいと思います。
テーマ:スーパーマン リターンズ - ジャンル:映画
- 2006/08/27(日) 16:58:31|
- ちょっとしたレビュー
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